隠れ貧困の原因と実態を深掘【一見リッチ主婦(ママ)だけど家計は火の車】

 

周囲で、「勝ち組」を誇っているような、姿も中身もまさにリッチなママさんをよく見かけませんか?

高収入家庭で、ランチやショッピングなど、いつもハイクラスなお店を選んでいる主婦…羨ましく思ったりもしますよね。

ですが、一見そんなふうに見えても、実は「隠れ貧困」で家計は常に火の車状態という人も少なくないとか。

今回は、そんな隠れ貧困の原因とその実態をまとめてみました。

 

 

 

「隠れ貧困」とは?

 

一見リッチだけど家計は火の車

 

 

近年、社会を騒がせている言葉、「隠れ貧困」ですが、とある経済ジャーナリストによれば、

 

放置してしまうと、将来的に、生活保護基準相当の生活を強いられる高齢者やそのリスクが高い高齢者を示す「下流老人」に繋がる恐れを持つ、非常に深刻な金銭の生活習慣病

 

というように定義されています。

高級なヘアサロンやエステ、カフェなどに通い、何かと撮影・SNS投稿を続け、キラキラのリア充ぶりをアピールするママ達を多く見ますが、そんなSNS上から想像することと言えば、高収入の旦那様に支えられたリッチな毎日、ではないでしょうか。

とはいえ、それは単に表向きなだけで、実際のところ貯金はおろか借金を抱えている、その日暮らしでやりくりに必死といったような家庭、まさに「隠れ貧困」か「隠れ貧困予備軍」も珍しくないのです。

 

隠れ貧困主婦、隠れ貧困ママは意外と多い?

過去に行われた、159人の専業主婦を対象とする「隠れ貧困の実態調査」では、その3割以上が「隠れ貧困だと思う」と自覚しているという結果が出ています。

つまり、周囲からは何不自由のない暮らしをしていると見られていても、実際には将来的に必要となるであろう貯蓄ができていない、ということ。

もしも急に家族の誰かに入院や介護が必要となったり、予定していた収入が減ることになったりしても、まとまった貯蓄という準備さえできていないのですから、路頭に迷うのではないかとうろたえてしまうことになりかねません。

さらに、この調査結果で「隠れ貧困と思えない」と答えた人の過半数が、「将来的な隠れ貧困の不安はある」と回答もしているそうです。

それほど、経済的な不安を抱えている人が既にいるということですね。

 

・関連ページ >>これ以上節約できない人に見直すべきポイント深掘【どうすれば良いか悩んでいる時に本気でおすすめ】

 

 

隠れ貧困の大きな原因

隠れ貧困に悩む家庭には、当然様々な事情があるものですが、中でも大きな原因と言えば、以下の2つが挙げられます。

ちなみに、高収入なのに貯金がない人の特徴と習慣・原因を掘下【年収1000万円超で貯金なし・できない人の間違った金銭感覚】の記事もご参考にして下さい。

では、隠れ貧困の大きな原因をご紹介していきましょう。

 

大黒柱の収入が減少

 

全般的に日本で家庭の大黒柱となる人は、夫が多いのですが、その収入が急激に減ったりなくなってしまったりすると、様々な問題が一気に表面化、露頭に迷うことも。

もちろん、もともと節約と貯蓄をベースにしている家庭であれば、露頭に迷うこともなく対処ができるはずですが、高収入で浪費癖がついている家庭では、問題を解決するのに時間がかかったり、浪費癖をすぐに直すこともできず、全く解決にたどり着けなかったりするようです。

 

やめられない浪費癖

 

もちろん、これらの原因は、どちらか片方だけで隠れ貧困になるとは断言できず、両方が伴ってこそという方が多いと言えます。

前述した通り、大黒柱が減給となっても、浪費癖さえなければ何とかなったはずですが、浪費癖が一度身についてしまえば、家庭の所得が減少しようが、節約への急な切り替えは難しいもの。

その上、これまでの浪費癖で貯蓄がほとんどないとなれば、家計は一気に破綻してしまうのです。

その解決策には、「定期的な収入を増やすこと」、「浪費癖をなくして出費を抑えること、節約すること」の2つしかありませんが、現在の経済状況にて給料アップや、転職による収入アップを期待することも難しく、副業やパートナーが働きに出ることで改善は可能と考えられます。

 

 

生活習慣病である「隠れ貧困」の実態

 

隠れ貧困の原因と、その解決・改善策を前述しましたが、実際にはそれほど簡単なことなのでしょうか?

とにかく出費を抑えればいい、パートナーも働きに出ればいいと軽く考えてみても、これまでのライフスタイルはそれほどシンプルに変えられるものではなく、結局隠れ貧困からの脱出にはかなり遠く、悩み続ける人が多いそうです。

隠れ貧困も生活習慣病ですから、肥満から抜け出そうとダイエットを頑張ってみるものの、結局はリバウンドでうまくいかない、という流れと同様なのです。

 

隠れ貧困主婦・ママの実態~その暮らしぶりとは?

 

貯金はないのに、高級エステ通いやデパートでのショッピング、高級化粧品などの衝動買いはやめられず、カフェやレストランでの外食にも定期的に通ってしまう…毎月のお給料を当てにしながら、なかなかライフスタイルのレベルを下げられない人が増えています。

特に、「結婚~持ち家購入~車購入」という図式が当たり前のバブル時代を生きてきた世代の元で育ってきた子供が、子育てをする世代になった現在、その大きなギャップに苦しまされるようです。

昔の図式がうまくいかない現代ですが、それでも体裁は気にするために、車や家の購入に執着し、貧困へと引き込まれていきます。

 

家計を救いたいのに、見栄を優先させてしまう

 

さらに、家計を助けなくてはと就職活動をする主婦やママが増えたとはいえ、年齢的なことに加え、働きたい側に○○はしたくないなどの条件が多いため、採用されることがなかなか困難に。

私の知り合いで、大学卒業後就職せずにすぐお見合い結婚した女性がいるのですが、20年間働いたことがない彼女は、ご主人の稼ぎでかなり贅沢な生活をしているように見えます。

しかし最近になって、以前ほどの贅沢ぶりではなくなっているようで、自宅にいることが多いとか。

はっきりとは聞いていませんが、とうとうご主人に贅沢生活を咎められたのではないでしょうか…とはいえ、彼女は今更外に出て働く自信はないと言い、しかも、「ずっと専業主婦だったのに、今働きに出たら、近所の人に何を言われるか」と周囲を気にする言い方をしていました。

私の知り合い同様、長年自分自身で稼ぐことなくパートナーの稼ぎだけに頼る生活をメインとしてきた専業主婦には、「外で働く」ということに自信も理解もない、ということはありがちなのだとか。

そこに偏ったプライドも加わり、自ら稼ぐということを最終手段か問題外としてしまうのでしょう。

ですが、本当に経済的な助けが必要と感じている人は、職種や条件など気にすることな

 

く、とにかく早く稼ぎたいと行動するものです。

変な見栄ばかりを気にして自ら稼ぐこともなく、節約さえもしづらい…経済的にも精神的にも苦しい現況を変えようとする努力が見栄に負けているようでは、隠れ貧困を脱出することもできないのです。

 

 

隠れ貧困度をチェックしてみましょう

 

もしかしたら、隠れ貧困の自覚がないかも??と思い始めた方のために、経済ジャーナリストによる「隠れ貧困度のチェック項目」を挙げてみました。

まずは、以下の質問にイエスかノーで答えてみて下さい。

 

  1. 生活費はなかなか苦しいものの、年に一度はリッチな家族旅行をしたい
  2. 1ヶ月に3回以上は、自分へのご褒美購入を忘れない
  3. 給料日前であろうが、ママ友たちとのランチは避けられない
  4. 子供には、塾や習い事など3つ以上を掛け持ちさせている
  5. 子供の教育費などは、親からの援助
  6. 住宅ローンなどの完済は、65歳を過ぎてから
  7. 月々の赤字、年間にして30万円以上は、ボーナスより補填している
  8. 勧められている通りに、生命保険の見直しを3年毎に行っている
  9. 1年を通して、貯蓄額よりも保険料の方が高額
  10. 貯蓄なし

 

上記の質問において、

 

▶イエスが1~3個

隠れ貧困度は10%であり、生活にそれほどの支障はなく、まずは貯金を増やす努力が必要

▶イエスが4~7個

隠れ貧困度は50%で、要注意

▶イエスが8~10個

隠れ貧困度は80%以上であり、既に隠れ貧困としての可能性大、早急な改善が必要

 

となっています。

 

 

ポジティヴな精神と健康維持のためにダイエットが必要となるように、将来的な準備のため現況改善を優先させ、隠れ貧困から脱出することもまた、生活力・精神力、本来持つべきプライドを高めることになります。

人は皆、偏った見栄のために生きるのではありません。

与えられたものは命と同じく、大切に蓄え、正しく使うことを厳守し、先見性のある自身を保つように心がけることが重要ですね。