一人暮らしの水道代の相場や平均使用料ってどのくらい?【節約方法も掘り下げて解説】

 

 

人の生活に絶対不可欠な資源である「水」。

ですが、水にかかる料金の仕組みはあまり詳しく知られていないかもしれません。

特に一人暮らしであれば、1ヶ月における平均的な水道料金や節水方法などをご存知でない方が多いはず。

ということで、今回は、水道料金の仕組みに加え、節水方法などをご紹介していきます。

その仕組みをしっかりと把握することで、一人暮らしでも可能な水道料金の節約や思わぬトラブルの予防対策にも繋げられますから、是非最後までチェックしてみて下さいね。

 

 

 

基本的な水道料金の仕組みについて

 

まずは、どのようにして水道料金が設定されているのかを詳しく把握しておきましょう。

水道料金は、居住地域によって水源との距離や設備運営などが違うため、その料金は全国一律ではありません。

そして水道料金の計算方法は、

・基本料金…毎月発生する固定額で、水道管の口径により決められています。

・従量料金…使用した水量により決められており、毎月変動します。

上記2つの合計額に消費税をプラスします。

そして、

・下水道料金…排水量から計算します。

に消費税をプラスし、水道料金・下水道料金が決まります。

※参考:

www.waterworks.metro.tokyo.jp

ちなみに、東京都水道局(23区)によれば、基本料金を決める口径を一部抜粋すると(2018年11月現在)、

13mm…860円

20mm…1,170円

25mm…1,460円

30mm…3,435円

となっています。

この水道料金は、2ヶ月毎に行われる検針調査により2ヶ月毎に請求されることが基本です。

支払いは地域によって違ってきますが、

・口座引き落とし

・クレジットカード

・請求書からの支払い

といった方法があります。

ただし、住居によっては大家さんが一括で水道料金を管理しているところもありますから、自身の水道代がどれほどなのかを把握していなければ、トラブルに繋がることになるかもしれません。

そのようなことを避けるためにも、新居探しでは、口径のサイズや支払い方法などを確認しておくことも必要です。

 

 

一人暮らしでの水道料の相場、平均使用料とは?

 

ではここで、一人暮らしでの平均的な水道料金と使用水量についてご紹介していきましょう。

 

一人暮らしの水道料金・下水道料金の平均

 

東京都水道局によれば、一人暮らしでの平均的な水道使用量は、8.2㎥/月とのこと。

この使用量をベースとすれば、一人暮らしにおける2ヶ月分の水道料金は、

1,720円(基本料金:860円×2ヶ月分)+約360円(従量料金:8.2㎥×22円/㎥)

という計算式に消費税8%をプラスしますから、

合計額:2,246円

となります。

そして、下水道料金として、

一般汚水:560円×2ヶ月分=1,120円

浴場汚水:280円×2ヶ月分=560円

という計算から、

合計額:1,680円

となり、一人暮らしにおける2ヶ月分の水道料金・下水道料金の平均額は、合わせて

3,926円

となります。

 

水使用量の内訳とは?

 

東京都水道局による平成27年度の「一般家庭水使用目的別実態調査」によれば、水使用量の内訳として、

・お風呂…約40%

・トイレ…約21%

・炊事…約18%

・洗濯…約15%

という結果が出ています。

このことから、水を出しっぱなしでシャワーをすることや、トイレを流す時の「大・小」を使い分けることなど、水使用量の割合が多い部分での節約を心がけることが大切ですね。

 

 

一人暮らしの水道料金を節約する方法

 

こちらでは、水道料金を抑える方法について、まとめてみました。

 

水道料金をネットで確認

 

東京都水道局など、地域によっては、サイトに会員登録を行うことで、スマホやパソコンなどから水道料金の確認が可能です。

※参考:

suidonet.waterworks.metro.tokyo.jp

水道料金の請求書(検針票)が届いてみると、それほど使ったかな?と疑問に感じたという経験があるのではないでしょうか。

その際に、東京都水道局では、インターネットによるサービスの利用にて、

・最近2年間の検針票チェック

・過去4年間、毎月の検針では過去2年間の水道使用量とその料金のチェック

・クレジットカード払いなど各種申込み

が可能です。

東京水道マイネットの会員登録と利用は無料ですから、過去の料金との比較、使用水量をどのように節約すればいいのかなど、時期ごとに確認もできますから、サイトのご利用をおすすめします。

 

出しっぱなしの水には要注意!

 

洗面、シャワー、食器洗いなど、一人で暮らしているからと、気兼ねなく行動してしまいがちで、つい水を出しっぱなしにしていることにも気づかない…無意識のうちにそんな生活が続いている人も珍しくないでしょう。

水は30秒間出しっぱなしにするだけで、約6リットルも無駄にしている場合があるようです。

歯磨きには事前に使う水をコップにためておく、頭や体を洗っている間はシャワーを止めておくなど、ちょっとした工夫で使用量を減らすことも重要ですね。

 

節水コマの利用もGood

 

水道の蛇口に取り付けられる「節水コマ」を利用すれば、節水効果がかなり期待できるとのこと。

ゴム製などでできているこの節水コマは、各地域の水道局で無料配布されていることもありますから、問い合わせてみるといいでしょう。

ハンドルタイプの蛇口であれば、キッチン以外にも洗面所やお風呂場などに取り付け可能ですが、レバータイプの蛇口では構造上節水コマを取り付けられないことが多々なので要注意。

レバータイプの節水には、蛇口近く、パイプに設置されている止水栓で流量を調節することがおすすめです。

また、給湯器の蛇口では、流量調節が既にされているため、節水コマを取り付けても意味はないようです。

 

水道料金を抑えられる物件探し

 

お恥ずかしい話ですが、私の知り合いに、トイレの節水のためにと、家族分ある程度まとめて流す、という人がいました。

彼女の家に行く度に、ちょっとした鼻をつく悪臭を感じてはいたのですが、聞いてびっくりです。

悪臭以外にも、トイレットペーパーもまとめて流すことになり、下水管を詰まらせてしまうリスクも高まりますから、これは絶対NGですね。

トイレは毎回流すことをベースにした上で節水を工夫することが大切です。

住居では、やはりトイレやキッチン、お風呂で水をよく使いますが、特にトイレは、便器の種類により水道使用量がかなり変動するようです。

1960年代に初登場した水洗トイレは、1回の洗浄水量が20リットルだったそうですが、その後新モデルの開発ごとに、70年代で13リットル、90年代で10リットル、現在では5リットル以下と、大きく節水化されています。

つまり、最新のトイレを設置している物件ほど、水道料金がリーズナブルになるということ。

そして、トイレレバーの大と小を使い分けることも節約になりますね。

また、水道メーターを部屋ごとに設置していないアパートなど、賃貸住宅によっては、大家さんが水道料金を一括で管理しているところもあります。

その場合の相場は、1ヶ月で2,000円ほどと言われています。

 

浴室の残り湯を再利用

 

お風呂に残ったお湯を捨ててしまうのはなかなかもったいないこと。

一般家庭でのお風呂では、約180リットルが残り湯の量とされていて、まだ温かいうちに洗濯や掃除に再利用すれば、汚れが落ちやすいというメリットもあり、一石二鳥ですね。

お花の水やりに利用してもいいでしょう。

 

お風呂での節水方法

 

既に水の出しっぱなしについても記述していますが、お風呂での節水方法について詳しくご紹介しましょう。

まずはシャワーですが、15分間全開で流した場合、その水量は180~200リットルにもなるようです。

出しっぱなしにせず、要所々々で止水することで節水も可能ですが、シャワーヘッドを節水用のヘッドに交換するだけでも、かなりの節約が見込めます。

ホームセンターなどでも購入可能な節水用のヘッドは、取り付け方も簡単、水の勢いはそのままで水量だけを減らしてくれるため、洗い心地もそれほど変わりません。

また、スイッチが手元に付いているタイプでは、止水をこまめにできますから、さらなる節水効果が期待できます。

そしてお風呂の場合ですが、一般家庭でお風呂にお湯をためると、その水量は約180リットルとされています。

ということは、お風呂の方がシャワーよりも節約になるかも?と感じるかもしれませんが、お風呂は浸かるだけで体などを洗い流すにはシャワーで…という人がほとんどではないでしょうか。

当然、お風呂の水量にシャワーの水量がプラスされることに。

この場合、お風呂のお湯をためすぎないようにする、前述した通り残り湯を洗濯などに再利用する、泡で洗う場合にはお風呂のお湯を使い、最後にシャワーで流す、などの工夫をするようにしましょう。

 

キッチンでは要領よく節水を!

 

キッチンでの節水は、調理で使う以外に、やはり食器洗いで工夫を加えたいもの。

まず大切なこととして、一つ一つを洗うのではなく、一度にまとめて洗ってしまう方が節水に最適です。

また、節水に加え洗う時間の節約にもなるため、

・汚れが特にひどい食器は、キッチンペーパーか新聞、拭き取り用のスポンジなどで先に拭き取っておく

・洗い桶に水を張り、汚れた食器を入れておく

・洗剤はスポンジに付ける

・全てを洗っておいてから、最後だけ流水ですすいでいく

などの方法がおすすめです。

他にも、食器洗い乾燥機の利用が意外にも節水方法とされています。

食器を手洗いする場合、1度に110~150リットルもの水量が使われていますが、メーカーに違いはあるものの、食器洗い乾燥機を1回稼働させることで、使用される水量は10~15リットルということですから、かなりの節水になっています。

 

洗濯機で実践したい節水方法

 

洗濯機といえば、好みによって全自動と二層式に分かれますよね。

まず全自動ですが、メーカーにより多少の違いはあるものの、最新式では1度の洗濯における使用水量は約80リットルとされ、10年ほど前と比較すれば、50~60%も少なくなっているとのこと。

もちろん、機種によってお風呂の残り湯を再利用することも可能ですから、さらに節水できますね。

そして二層式ですが、全自動と比較した場合、やはり節水には全自動が有利。

とはいえ、二層式では「溜めすすぎ」という機能があるため、約55リットルの節水が可能となり、全自動とほぼ同様の使用水量とされています。

また、どちらの洗濯機にもいえることですが、洗濯物を少量ずつ度々洗濯してしまうと、その分使用水量が嵩んでしまうため、まとめて洗うことが重要です。

当然、洗濯機の規定容量を超えるほど大量に洗濯物を詰め込んでしまうと、故障の原因になりかねませんから要注意です。

さらに、近年の家電は、節水能力もかなりアップしており、値段も以前に比べてリーズナブルですから、新しいものと買い替えるのもいいでしょう。

 

洗車でも水の出しっぱなしは要注意

 

ホースの水を流したまま洗車をしている人も多いのではないでしょうか。

バケツにくんでおけば、1度で約30リットルの使用水量で済みます。

流しっぱなしでは、約240リットルもの水を使うことになるとされ、かなりの節水となりますよね。

 

 

地域によって水道料金は大幅に違うものですし、たった少しの流水だけでも、かなりの使用水量であることをお分かり頂けたと思います。

一人暮らしの生活では、自分自身で上手く節水ができますから、水道料金もしっかりと抑えられるはずです。

さらには、水資源を守るというエコにも繋がるため、一人ひとりの心がけがとても重要と言えますね。