パン作り(ホームベーカリー)初心者が失敗しない為の基礎知識

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こんにちは。ズボラ主婦の覚書というブログのhanaと申します。

今回節約トイント様より寄稿のお話をいただきこの記事を書かせていただきました。

 

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著者:hanaさま
hatena ID:HappyUnbirthday
ブログ:ズボラ主婦の覚書
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「パン作り(ホームベーカリー)初心者が失敗しない為の基礎知識」ということで、ホームベーカリーでパン作りをする時に失敗しないよう初心者の方が知っておくと役に立つポイントをご紹介します。

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私はホームベーカリーを7年ほど使用していて、ホームベーカリーを使ってパン作りを楽しんでいます。

 

ホームベーカリーは材料を計量して入れるだけで食パンがお家で焼けるという優れもの。パン作りの知識や経験がなくても食パンが焼けます。

 

ただパンの生地は環境や条件によって発酵具合が変わってきますので、季節により室内温度が変わると発酵が足りなかったり、逆に発酵し過ぎたりしてうまく膨らまない場合もあります。

そこでホームベーカリー初心者が失敗しない為の基礎知識を、私が長年ホームベーカリーを使ってパン作りをしてきた経験からご紹介していきたいと思います。

 

私が使っているのはsirocaというメーカーの7年前に購入した古い機種(sirocaホームベーカリーSHB-612)です。スペックとしてはそんなに高くないので、高額で高性能のホームベーカリーに比べると機能としては劣りますがいくつかのポイントを抑えればおいしい食パンが焼けます。

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メーカーや機種によって使い方のポイントがありますので、使う前にきちんと取り扱い説明書に目を通す事をおすすめします。

 

きちんと計量する

まずパン作りで大事なのは計量。ホームベーカリーで食パンを作る時にやる事は計量だけですので、キッチンスケールを使ってきちんと計量します。計量カップや計量スプーンだと誤差が出てしまうので、初心者の方はキッチンスケールで測るといいですよ。パン作りをするにはデジタルのキッチンスケールがあると便利です。安いものですと千円くらいで購入できます。

 

最初は取り扱い説明書のレシピ通りに計量して作ってみてください。慣れてきたら具を入れてアレンジしたり、他のレシピも試してみると食パンだけでもいろいろなバリエーションがあってパン作りを楽しめます!

 

水温を変える

パン作りを失敗してしまう原因で多いのが温度管理をしていない事。膨らみが足りなかったり(発酵不足)、逆に膨らみ過ぎたり(過発酵)する場合は水の温度を変えるときちんと焼ける事が多いです。

 

メーカーや機種によって異なりますが私が使っているsirocaのホームベーカリーの取り扱い説明書には

・室温が高い(25℃以上)場合:水温5℃

・室温が低い(10℃以上)場合:水温20℃

 引用:sirocaホームベーカリーSHB-612取扱説明書より

とあります。

 

いつもホームベーカリーを使ってパンを焼いていると暖かくなってくるとパンはよく膨らみ、寒くなってくると膨らみづらくなるのが実感できると思います。

夏場は冷水、冬場は温水を利用する事でうまく膨らみます。

また水温管理の難しい夏や冬場はタイマー機能はできるだけ使わずに焼いた方が失敗は少なくなります

 

焼けたらすぐにパンケースから出す

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ホームベーカリーによっては保温機能がついているものもありますが、パンは焼けたらすぐにパンケースから出してあげた方が形が変わらずにおいしいパンになります。パンケースに入れたままにしてしまうと、上部がへこんだり下部がこもった蒸気で濡れてしまったりとせっかくおいしく焼けていたパンがおいしくなくなってしまう事があります。

完成のブザーが鳴ったらすぐに食パンを取り出し、網の上で冷ましてくださいね。

 

ドライイーストの働き

ドライイーストは簡単にいうと砂糖をえさにして生地を発酵させる働きがあります。

パン作りの際に知識として知っておくと役に立つのが塩と砂糖がドライイーストに及ぼす影響です。

砂糖はイーストの働きを強め、発酵を助ける働きがあります。逆に塩はイーストの働きを弱め、発酵を遅らせます。ですので塩はイーストに触れないように入れてください。

 

使う材料を変えてみる

ホームベーカリーでパンを焼く事に慣れてきたら、使う材料を自分好みに変えてみるのもおすすめです。

強力粉にも国産、外国産それぞれに特徴があり一般的には外国産の方が膨らみやすいです。国産の強力粉を使う場合には水の量を減らすと膨らみやすくなります。

ドライイーストもいろいろなメーカーから出ています。パン作りをする人がよく使っているのがサフというドライイースト。私も今まで何種類かドライイーストを試してきましたが、匂いがきつくないのが気に入って長年サフを使っています。

材料を変えると発酵具合が違ったりするので、いろいろな材料を試しながら自分が作りやすい材料を探してみるのもいいと思います。

 

使わなくなるのを防ぐために

ホームベーカリーを持っていてもだんだんと使わなくなるというのをよく耳にします。私も忙しくなりホームベーカリーを使わなくなった時期があったのですが、現在は時間がある時にまとめて材料を測って容器に保存しておく事でパンが無くなりそうになったらすぐに焼けるようにしています。

 

私は100均で購入した小さな容器(4つで100円)に砂糖、塩、スキムミルクを入れて冷蔵庫で保存しています。

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せっかく買ったホームベーカリーを使わなくなるのはもったいないので、ぜひ計量しておくのを習慣にしてパン作りを楽しんでください。

 

ホームベーカリーで豊かな食生活を!

私はホームベーカリーを使う前はスーパーに行くと必ず朝食用の食パンを買っていたのですが、ホームベーカリーを使うのに慣れてくると買い物に行く手間よりも作ってしまう方が楽になりスーパーで食パンを買う事はほとんどなくなりました。

自分の気に入った材料で安心・安全な焼き立てのパンを食べられるので、ホームベーカリーはおすすめです。

 

今回は「パン作り(ホームベーカリー)初心者が失敗しない為の基礎知識」ということでホームベーカリーでパン作りをする際のポイントをお伝えしました。これらのポイントを抑えておけば、ホームベーカリー初心者の方でもおいしいパンを焼く事ができると思うのでホームベーカリーでパン作りを楽しんでくださいね!